有休を使ってセブ留学した話 -授業編-

セブ島には数多くの語学学校が存在しています。数ある選択肢の中で自分に合った学校を探すため留学エージェントを頼りました。語学学校の選択基準は下記の通りでした。

社会人の受け入れ実績があること

⇒ 最終的な目標設定をビジネスシーンで利用できる英語力に位置付けていたので、なるべく多くの社会人留学生を受け入れている学校が望ましかったです。

社会人の多い学校であること

⇒ 留学は学生が多いというイメージが大きかったので私のような年配の人間は学校で浮いてしまうのではないかという不安がありました。

大規模な学校であること

⇒ 規模の大きな学校のほうが異文化交流の機会を期待できます。

上記3点の基準を伝えたところSMEAGのキャピタルキャンパスを提案してもらいました。SMEAGではキャンパスが3つ用意されており、キャピタルキャンパスは最も規則の緩いキャンパスです。有休消化で留学しているので、勉強ばかりではなく遊ぶことも念頭に置いて本キャンパスを選ぶことにしました。

しかし、授業スケジュールを見ると朝から晩までびっしりと授業が組まれていました。

以下ではどのような授業を受講したのか、その詳細を記します。

6:40 – 8:00 モーニングスパルタ
BCCのニュース原稿の穴埋め箇所に実際のニュースを聞きながら適切な単語を埋めていく、いわゆるディクテーションの授業でした。授業の始まりに前日のニュースの要約を英語で発表しなければならなかったので、留学中唯一授業後の復習を実施しました。ニュース原稿に使われる単語は単純なものがほとんどでしたが全く聞き取れませんでした。海外アナウンサーの発音ですから聞き取りやすいはずだと侮っていましたが、スピードが早すぎてついてゆけませんでした。

8:40 – 10:15 グループディスカッション(教師1人、生徒4人)
台湾人女性2人、韓国人女性1人と一緒にグループディスカッションのクラスを受講しました。毎回異なるテーマで各々意見を言い合いましたが、英語で何といえばいいのかわからないことばかりでかなり四苦八苦しながら発言していました。伝わったときの嬉しさはありましたが、同時に伝わらなかった時に訪れる微妙な空気が怖くて徐々に発言機会を恐れるようになっていきました。2週間の留学で日本に持ち帰ってきたのは、英語でコミュニケーションをとれた達成感よりは、伝わらなかったときの恐怖心です。英語を話す機会を増やして課題を解決してゆきたいと思います。

10:25 – 12:00 1 on 1(ライティング&リーディング)
予め用意されたテキストの問題を解き、その後講師と間違えた個所を復習していく形式の授業でした。グループディスカッションとは異なり1対1形式の授業で、英語を話さないわけにはいきませんでした。一方で1対1だからこそ、伝わらない、わからない部分は徹底的に伝えよう、理解しようと努めることができました。リーディングに関しては毎日「家族とは」、「仕事とは」などのテーマをもらい、私が書いた英文を毎日添削してもらいました。

13:00 – 14:35 Bussiness Class
この授業は選択授業のため一度も出席しませんでした。

14:45 – 16:20 1 on 1(リスニング&スピーキング)
ライティング&スピーキングの授業と同様テキストの問題を解いた後で、講師と復習をしました。
スピーキングの練習として、いろいろな種類の写真を英語で描写する訓練を行いました。

16:30 – 18:05 Music Class
過去にヒットした洋楽の歌詞を聞き取る授業でした。聞き取りが終わった後、歌詞に使われている文法の解説してもらいました。授業の後半では、講師から出された文法の課題に対し、4人ごとのグループに分かれて、検討と発表をしました。何より難しかったのは、英語の文法を英語で説明することでした。

19:00 – 20:35 イブニングスパルタ
本授業でも文法を中心に講義が行われました。毎週木曜日は週一でテストが行われました。

留学生の国籍は韓国、中国、台湾、モンゴル、ロシア、サウジアラビアなど様々で、世界には本当に色々な人がいるのだなと痛感しました。英語を話すことができれば、国籍が違えど会話ができることに感動しました。